夜の訪問者

間に合って… …ます。

X100のFとV①。


 FもVも大体発売日から1年ほど経ってから購入しました。これは、富士フイルムはどうも初期ロットが安定しない感じがするからです。これは、ハードの組み立て問題もありますし、ファームウエアのバージョンが大きく一つ上がって、次にその微修正が行われると大体安定するようです。Fはセンサー、Vはセンサーとレンズ、両方とも画像エンジンが新しくなりましたので、それを踏まえてでした。
 この差については、ネットに感想が沢山ありますからそちらを見て頂くとして、気にしていたのが測光とダイナミックレンジ、デジタルテレコンの解像度の低下感です。

観光せねばならぬ。



 旅行の時の大きな問題に、観光があります。例えば、お城や有名な神社仏閣があれば、郷土の自慢ですから勧められる訳です。確かに素晴らしいんですけれど、大体混んでいて落ち着きません。こちらとしては、何時間かかけて遠いところに着いて、言葉やかつての流行が地方でこなれていって、又は昔のまま残っている所に行くのが楽しいのです。古いものを見に行くのではなく、現在の姿です。いつもと違う窓の外を見て、いつもと違う天井を眺めて、何日かいれば満足です。人の気配はするけれど、人が見えないのが最上なので、行く場所も決まって来たのですが、偶に行く先を変えてみますけれど、元のままになる事が多いです。

いつものカメラ。

 嘗ては旅行に出るとなれば、カメラバッグに正副カメラ、交換レンズ3本位をいれてバッグ込みで5-6kgになっていました。平成の終わり頃に、1年間に撮った写真を画角ごとに集計すると、8割位が28mmから40mmだったので、それから、フルサイズ以下のセンサーの細密化進んでましたが、この頃からダイナミックレンジと暗所の性能が上がった記憶があります。その中の取捨選択ということでX100FとGx7mk3(以降は海外向けナンバーのGX9とします)が今のメインカメラになりました。特にX100Fはケースやグリップ、ストラップとテレコンを全部持って行っても1kg以下ですから楽です。
 しかし、この似たようなカメラが2台あるのは、手ぶれ補正が必要になる位の暗いところの撮影と、日中のフルスピードシンクロ機能を使った逆光対策という点で必要なのです。この辺りの細かい話は、いずれまた。