夜の訪問者

間に合って… …ます。

マイクロフォーサーズ。


 普段はX100シリーズを使いますけれど、行く先々によってで少しカメラを変えています。手持ちで撮る事が殆どで、手周り荷物の軽減も重要なので、カメラとレンズ一式で1kg位を目安にしています。動きが多い物や新しい場所を取る時はLUMIX G9、夜間が多目であればGX7 mk3です。G9はライカの12~60mm、GXは15mmが着きっぱなしでですけれど、GXにズーム付けたり、シグマの60mm持っていったりはしています。手振れ防止が6.5、4.5段の威力は付いてないXに比べて、いわゆる撮れ高が3割位増えて、上の写真の様な写真を撮る時に、水平さえ気をつけていれば良いのでタイミングを逃がしません。また、特に大阪や近畿圏はアーケード街が多いので、日陰が多いと良い結果になるようです。
 しかし、これは個人の思い込みですけれど、電気が50㎐の場所はX100、60㎐だとLUMIXの方が良くて、という感じで持ち出しています。

X100のFとV⑤。



 最後にレンズの話をしましょう。上の2枚がF、最後がVです。さて、新型レンズの話題が良く出るようですが、レンズだけではなくセンサーも変わっています。これは、富士フイルムのXシリーズの特徴で、色を感じる部分を比較的バラバラに並べて、それによってフィルムに近い感覚にすると言うものです。この配列が少し変わったようです。これは、ある配色の条件が揃うと、そこがきちんと受像しない現象の解消もあるようです。そして、レンズは今風になって、ぼやけた所が少なくなりました。
 さてこれはと、言う程使っていないので評価は避けますが、今の所、一長一短ではなく二長一短といった感じです。尻すぼみですがこんな所で。

X100のFとV④。

 逆光や影になってる所も映ってほしい場合、従来ですとフラッシュを光らせるか、露出を変えて何枚か撮影して合成(HDRの事です)するという手段がありますけれど、どうしても合成では明暗差が大きいものは限界があって、やはり補助的に光を補ってやった方が良い様です。普通のシャッターは、大体1/125秒以下でないとフラッシュの光がセンサー全部に当たらないでムラが出来てしまいます。これはシャッターの構造とか、センサーの読み取り速度と言う問題もあります。但し、例えば最新型富士フイルムのカメラとフラッシュを合わせれば、ほぼ全シャッタースピードで(1/2000秒までは確実に)ムラが出ないようなので、これからは随分違って来るとは思いますが、これは機材が多くなってしまいます。そこで、X100シリーズのシャッター形式で有れば速度の問題がありませんし、なによりも500g以内と自販機のペットボトル一本位で済むのは助かります。旅先で歩き回る時荷物が軽いのは、何よりも助かりますので。
 多分、次回にレンズの描写ですとか、デザインと言うか見た目の話等でXとVの比較は終えたいと思います。