夜の訪問者

間に合って… …ます。

シグマのレンズ。

 少なくともネジの一本まで自社生産を謳ってるのはシグマだけで、また、マイクロフォーサーズ規格で、ちゃんとオートフォーカスしてくれる交換レンズを作っている会社でもあります。ただ、APS−Cからの設計ですから、所謂画角が変則的な感じになりますし、逆に写真の周辺部の曖昧さを切り捨てられる利点もあります。設計思想が、誤差偏差を極力無くした上で、どうしても出る偏りをどこに持って行くかと言う発想が良いし、なにより価格が安価であるのも魅力です。
 今、スマホのカメラの画角が28mmから90mm位で撮れるようになっていますから、それをカバーするズームレンズを付ければ良いのですが、街の作りとか、道の幅によって大体使う所が決まって来るようで、例えば関東が35mm、大阪市内は28mm、京都は50mmと言う写真ばかりになるので、写真を撮る事が最重要でなければ、軽い単焦点で十分と言う事です。そして、90mm位からは2階の看板や道の先までを写したい時でしょうか。この傾向は自分でも不思議に思っています。この写真は全てSIGMA 60mm F2.8 DN | Artです。