夜の訪問者

間に合って… …ます。

X100のFとV④。

 逆光や影になってる所も映ってほしい場合、従来ですとフラッシュを光らせるか、露出を変えて何枚か撮影して合成(HDRの事です)するという手段がありますけれど、どうしても合成では明暗差が大きいものは限界があって、やはり補助的に光を補ってやった方が良い様です。普通のシャッターは、大体1/125秒以下でないとフラッシュの光がセンサー全部に当たらないでムラが出来てしまいます。これはシャッターの構造とか、センサーの読み取り速度と言う問題もあります。但し、例えば最新型富士フイルムのカメラとフラッシュを合わせれば、ほぼ全シャッタースピードで(1/2000秒までは確実に)ムラが出ないようなので、これからは随分違って来るとは思いますが、これは機材が多くなってしまいます。そこで、X100シリーズのシャッター形式で有れば速度の問題がありませんし、なによりも500g以内と自販機のペットボトル一本位で済むのは助かります。旅先で歩き回る時荷物が軽いのは、何よりも助かりますので。
 多分、次回にレンズの描写ですとか、デザインと言うか見た目の話等でXとVの比較は終えたいと思います。